肉食OK


2015.10.29更新
仏教は肉を食べてもいいです。
肉を食べてはいけないのは異宗教である大乗仏教だと思いますがタイ仏教は大乗仏教ではありません。
タイ仏教の話を聞く時には大乗仏教のことは忘れてください。
小乗仏教の男性僧侶には227個の戒律がありますが肉を食べてはいけないという戒律はありません。
生き物(植物や菌などは除く)を殺してはいけないという戒律はあります。
ですから生きている動物を食べたり、生きている動物を飲み込んで消化することはできません。
釈迦の死因はスーカラマッタヴァという食べ物が当たったとされています。
スーカラマッタヴァは直訳は柔らかい豚であり、釈迦は豚肉を食べて当たって亡くなったいうのが現在一番有力な説です。
キノコ説もあります。多分キノコ説はパーリ語ではなく漢訳経由の説かと。
タイでは真の仏典はパーリ語のお経としています。
タイでは漢訳のお経は無視というか存在すら知らない人が多いです。。
パーリ語のお経が全く伝わらずに漢訳だけが伝わった日本の仏教とは対称的です。
日本では逆にパーリ語という言語があることすら知らない人が多いですね。
タイはスリランカから仏教が伝わったとされています。
スリランカの僧侶にタイであったことがあるのですが、スリランカの僧侶も肉を食べると言っていました。
あくまでその僧侶がそう言っていただけででスリランカへ行って私の目で確かめたわけではありませんが。
とりあえず「仏教は肉食禁止」というのは日本人の思い込みの間違いです。
漢訳の大乗仏教しか伝わらなかった日本人の仏教知識は非常に偏っています。


タイ仏教僧侶ウィスッタスィーローのホームページ