問答希望の方へ


2015.10.24更新
寺は学校ではないでタイの僧侶は仏教知識の問答をする相手としてはふさわしくない場合が多いということと、
仏教知識の有無に関わらず問答を嫌うタイ人が多いことは述べました。
私も特に問答したいとは思いませんが受けなくもないですよ。
実は私相手に仏教知識の問答をしてくる人は多いんです。
もし、小乗仏教の知識、多少のパーリ語の知識(単語をいくつか知っているとかぐらいで構わない)、タイ語の知識があるなら、問答を受けててあげてもいいかも知れませんけど、全く知識のない人からしか問答来ないですよ。
だから話にならないです。
漢訳の仏教の話とか、大乗仏教の話とかを私に知っていますかとか聞くのは無駄なので、日本のどこかの大学の先生でも探してその人と話せばいいのではないかと思います。
フランス料理店のシェフに対して「あなたの店ではラーメン出していますか?ラーメンも作れないなんてレベル低いですね。」みたいなレベルのことを言う人が多いんですよ。
例えば「般若心経唱えていますか?般若心経も唱えられないなんてレベル低いですね。」みたいなことを真面目に言ってくる人がいます。
フランス料理店なら店の方針が変わればラーメン出すかも知れませんよ。
でもタイ仏教は寺レベルではなくて、国レベルでやっているんです。
国の方針が変わらない限り寺の方針は変わりません。
何がどう間違っても般若心経は唱えませんから。
それでレベル低いと思うならそれでいいじゃないですか。


タイ仏教出家僧侶ウィスッタスィーローのホームページ