タイ僧侶の特典


2015.10.29更新
タイ僧侶には特典がありますが、はっきり言ってほとんどないです。
特典より不都合のほうが圧倒的に多いような気がします。
タイ国鉄の列車の各駅停車運賃が無料
私鉄は有料です。バンコクの地下鉄とかBTSとかは私鉄になります。
国鉄は各駅停車運賃が無料になります。
「各駅停車」がミソですね。
間違えて特急とか急行に乗ろうとすると席を予約した後になって金を請求されます。
特急だと席の等級も聞かれます。エアコンの有無とか。
無料と勘違いして適当に答えていると後で高額の料金を請求されてびっくりします。
各駅停車でも時間帯によってはバンコクからコラートぐらいまでなら行けます。
夕方になったらもう各駅停車では遠くへ行けないかも。
各駅停車で無料の場合は端っこの車両のある僧侶専用席に座らなければいけません。
無料の場合は等級とか聞いて来ないです。
好きな車両に乗る自由がないもののほぼ確実に座れます。
僧侶の人数によって僧侶専用エリアを広げたり狭めたりするようです。
タイ国鉄の駅の中のトイレ利用が無料
通常の料金は3バーツです。
法律かルールで無料なんだろうけど本当にそうかは知りません。
払おうとしても番の人は必要ないと言って受け取りません。
子供がトイレの番をしている時に払ったことが一回あります。
自分から払おうとしなければ常に無料で通ると思います。
民間のバスターミナルのトイレは好意で無料にしてくれる人もいますがそれは例外であって有料です。
首都圏を走る市バスが無料
公立機関が運営のバスは無料ですが一般企業が運営する私バスは有料です。
市バス、私バス問わずどこでも座れるわけではありません。
市バスの場合は後部ドアのすぐ近くに座れと言われました。
私バスは一番奥に座れと言われます。
一般人なら車内が混んでいても乗せてくれますが、僧侶の場合は混んでいたら乗車拒否されます。
混んでいると女性と触れてしまうことを避けにくいからです。
乗りなれていない地域で市バスに乗るのは要タイ語になると思います。
トラックのバスで優先的に助手席
トラックのバスは通常客は荷台にある縦に置いてある長椅子に座ります。
僧侶はトラックのバスやミニバンのバスなどで優先的に助手席に座れます。
これは特典ではなく不都合かも知れません。
優先的に助手席ということは後部座席に座りにくいということです。
女性と触れないようにする配慮から助手席優先にしています。
若い女性とかも男性客と密着するのを避ける理由からか助手席に座りたがります。
助手席にすでに誰かが座っていて後部座席が混んでいると乗車拒否されます。
僧侶でなければ混んでいても乗れるのですが、僧侶は乗車拒否を頻繁にくらいます。
ノンイミグラント・ビザが取れるかも知れない
観光ビザ(ツーリスト・ビザ)だと短期滞在しかできませんが僧侶になると長期滞在が可能なノンイミグラント・ビザが取れるかも知れません。
初回三か月で二回目以降は一年。一年ごとに更新になります。
ただし僧侶になっただけではビザは出ません。
僧侶手帳の取得が必要だし、ややこしい手続きに周りの人が協力してくれないと無理です。


タイ仏教僧侶ウィスッタスィーローのホームページ